vol.17 - No.24 (2016年3月15日)

2月の中旬に、横浜で1日の最高気温が25度を超えた日がありました。寒暖の差ならず寒暑の差に驚かされました。そのため平均気温が高い2月となったのでしょう。冬眠をしていたヒキガエルが例年よりも10日ほど早く目覚めました。以前ヒキガエルを紹介したときにも書きましたが、ヒキガエルなどのカエルは、まだ寒さの厳しい2月の下旬に一度目覚めて産卵をします。その時期の池や沼などでは、ところによって大騒ぎとなることがあります。我が家の庭でも、この大騒ぎが2月21日に起こりました。30匹を越えるヒキガエルが面積0.7平方メートルほどの池に大集合し、カエル合戦が繰り広げられたのです。数日前より玄関前や階段下などに目覚めたヒキガエルがうろついているの見かけてはいたのですが、その後何匹もの仲間が目覚めたようです。およそ50坪ほどの庭に、こんなにも多くのヒキガエルがその存在を隠して生活していたことを考えると驚きです。この卵からオタマジャクシがかえってしまうと、さらにたくさんのヒキガエルが育つことになります。池に産み落とされた卵をこのままにしておいてよいのだろうかと思い悩んでいるところです。

そこで今回は、大量出現したヒキガエルのようすを速報として紹介することにしました。