vol.17 - No.22 (2016年2月15日)

1月も中旬を過ぎたころから、寒い日が続くようになりました。それまでの気温と比べると、天気予報などで報じているように、厳しい寒さということになるのでしょうが、私の住む横浜では、特に強く厳しい寒さとは感じられません。ここ数年の冬と同じくらいになったと感じる程度です。厳しいと感じないわけは、池の氷や地面にできる霜のようすによります。12月中に氷が張らなかった池にも、ようやく氷が張るようになったのですが、その氷は特に厚いとは思われません。また、長い霜柱を見ることもありません。とはいうものの、冬らしい気温になったことで、自然の生き物たちも、ようやく冬を感知したのではないでしょうか。春の訪れを測るためのスイッチをしっかりと入れただろうと思うことで、少しほっとした気持ちになります。しかし、春の訪れを測り間違って茎をのばしたり芽を膨らませたりしてしまった草木たちのこれからを考えると、まだまだ不安は残ります。

さて今回は、サケの続きです。腹の部分の栄養が完全に吸収されて魚らしい姿になり、いつ放流されてもいいような大きさに育つまでのようすを紹介します。