vol.15 - No.13 (2013年10月1日)

台風18号は各地に大きな被害をもたらしました。私が住んでいる横浜では大きな被害はなかったようですが、台風が通過した後にも私には心配事があります。それは、台風が通過した後決まって、オオスズメバチがミツバチを襲うからです。その理由ははっきりしないのですが、多いときには数十匹のオオスズメバチがミツバチの巣箱の前に集まり、蜜を集めるために外にでる働きバチを、次から次にかみ殺してしまうのです。巣箱の前にはかまれたミツバチのうごめく川がたちどころにできていきます。今年も3箱ある巣箱の中央の1箱が21日の土曜日に襲われ、千匹を超える働きバチが殺されてしまいました。こうしたスズメバチの襲撃のほかにも、ダニやスムシの攻撃、農薬の被害と、ミツバチにとっては災いとなる事がたくさんあります。群れを維持し冬を乗り切るためには、1箱の中で暮らすハチの数が、少なくても1万匹、できれば2万匹の大家族となっていなければなりません。少しでもミツバチの被害を少なくしようと、無謀にも私は防護服も着ないままバトミントンラケットでスズメバチをたたき落としています。まだスズメバチには刺されたことがないので、怖さを自覚していないことへの怖さがありますが、そんな毎日が10月いっぱいは続きます。

さて今回は、9月から10月にかけて花を咲かせる、ケイトウ(品種:久留米ケイトウ)が育つようすを紹介します。