vol.12 - No.10 (2010年8月15日)

7月の中旬を過ぎたころから猛暑が始まり、屋外での活動はほとんどできない状態になってしまいました。猛暑と集中豪雨、「日本は南からじわじわと熱帯になっている。」といったら、多くの人が納得してしまうのではないでしょうか。猛暑への対応が上手に行えずに熱中症で亡くなってしまう人も増え、大きな問題になっています。そのことは人間ばかりでなく、野生の生き物たちにもいえることです。「横浜でもツマグロヒョウモンやアカボシゴマダラを見かけるようになった。」といっても、生息する昆虫の種類が増えたということではありません。その反面、これまで生息していた生き物の中に生息できなくなってしまうものがいるということなのです。暑さでしおれる庭の植物をながめていると、いろいろと考えてしまいます。冷房利用も、我が家の太陽光発電装置が作り出す電気の範囲内に控えるようを心がけています。

さて今回は、前回(7/15)に引き続き、野原で見られる昆虫の赤ちゃんたちの紹介です。