vol.10 - No.12 (2008年9月15日)

8月後半は暑さが和らぎ、気温の面では過ごしやすかったのですが、雨が多く、その降り方には「異状・温暖化の影響では」などという言葉が使われるほどでした。5月より撮影と観察を続けてきたゴイサギの子育て現場の遊水池にも多量の水が流れ込んだようで、一緒に子育てをしていたコサギの巣は流されてしまいました。孵化したばかりのかわいいヒナの撮影をしたすぐ後だったので、とても残念な思いになったと同時に、自然の厳しさを思い知らされる結果となってしまいました。何人もの人が犠牲になり報道される陰には、たくさんの動物たちも犠牲になっているということを多くの人に知ってもらいたいものです。

さて今回は、小さなハトが子育てをするようすの紹介です。オスもしっかりと子育てに参加する、その姿が伝わるように画像を選びました。