vol.7 - No.21 (2006年2月1日)

一年で一番寒いときを迎えました。コナラやクヌギ・ケヤキ・エノキなどの落葉植物が葉を落とし、緑の極端に少なくなった雑木林には、いっそう寒々しさを感じます。しかし、そのような林の中で緑の葉をつけ、元気にみえる植物もあります。アオキやヤツデといった植物で、ふだんは日光の当たりにくい林の中に育つので、今が一番陽のあたるときになります。このときとばかりに、実をつけた体を輝かせている姿には勇気づけられるものがあります。

そこで今回は、アオキの育つようすを紹介します。