vol.7 - No.04 (2005年5月15日)

カブトムシの3齢幼虫は、5月から6月の今の時期に、幼虫としての最後の脱皮をして蛹(サナギ)になります。幼虫を見てオスとメスの区別をすることはなれないとできないのですが、蛹になれば一目でわかります。立派な角がついたオスのカブトムシが生まれるのを楽しみに飼育してきた子どもたちにとっては、蛹になるときが手に汗握る瞬間ということになります。しかし、なかなかその瞬間を見ることはできません。

そこで今回は、幼虫が蛹室(ようしつ)をつくり蛹になるまでのようすを、メスのカブトムシで紹介します。