vol.3 - No.17 (2001年12月1日)

カキの木は、すでに葉のほとんどを落とし、サクラ・クヌギ・コナラなどの木々の紅葉が真っ盛りの横浜の野山は、だいぶ茶色が目立つようになりました。そんな冬らしい景色のひろがる林の縁などで目を引くのは、カラスウリの朱色の実です。花のころには目立たなかったカラスウリですが、実になるととてもよく目立ちます。今は育つ時期ではありませんが、カラスウリにとっては、一番その存在をアピールすることができるときです。

そこで今回は、カラスウリの育つようすを紹介します。