vol.2 - No.21 (2001年2月1日)

まだ寒い日が続きますが、日の長さは日に日に増して日だまりに暖かさを感じるようになりました。2月4日は立春、暦の上では春です。陽の暖かさを感じとって、木々は芽吹きの準備を始め、産卵のために冬眠から目覚めるカエルさえいます。アブラナも花茎をのばし始め、冬の鍋物に彩りと香りを添えてくれたシュンギクにも、つぼみがつくものすら現れます。朝晩の冷え込みはきついのですが、少しでも春を先取りしたいと思う気持ちから、今回はシュンギクの育つようすを紹介します。