自然再発見 - No.03 (1998年5月1日)

オタマジャクシの卵(ヒキガエルが多い)を見つけると、子どもたちは小さなビンやプラスチックの水そうにつめて、学校に持ってきます。大きな水そうを用意するまでしばらく我慢してもらおうなんて、1日2日そのままにしておくと、その卵はオタマジャクシにならず死んでしまうことがほとんどです。それは、オタマジャクシの卵が成長するのに多くの酸素を必要とするのに小さな容器の中で、卵に囲まれていたために、酸素不足となって死んでしまったのです。卵がオタマジャクシになって生まれるようすを観察したいと思ったら、持ち帰る卵は少しにしましょう。ヒキガエルの卵なら、10cmもあれば十分です。その卵を、卵どうしが重ならないような大きさの水そうに入れて、オタマジャクシになるのを待ちましょう。

さて今回は、卵がオタマジャクシになるようすが観察できなかった人のために、卵が成長しオタマジャクシになるまでのいくつかの画像を紹介します。