季節の教材 - No.19 (1998年1月1日)

「明けまして、おめでとうございます」

新しい年を迎え、新たな気持ちで今年一年もがんばろうと思います。よろしくお願い致します。

動物や植物の写真撮影を再開して3年が過ぎ、学生時代に6、7年かけて撮影した枚数の2倍以上を、この3年間で撮影してしまいました。しかし、フイルムの1枚1枚を大切にしながらシャッターを切っていたあのころ、じっくり時間をかけて撮影していたあのころの写真の方が、よいものが多いなと、昔のフィルムのデータを整理しながら思っています。今よりずっと自然が身近にあり、多くの動植物に出会えたあのころと今とを比べながら、今残っている自然は、今記録しておかなければいけないと、ちょっとあせりにも似た気持ちになります。時間があったらあれもこれも、あの場面もこの場面もと思いながら、部屋のあちこちに置かれた得体の知れない昆虫の卵や蛹をながめたりします。それにしても、自然の…、名前の分からない草や虫のなんと多いことか。

さて、1998年最初の画像は、冬に撮影した写真の中から、特に的を絞らずにあれこれ選んでみました。富士山と日の出は、お正月を意識して選びました。そして、富士が雪で白く輝いているので、植物は赤を特徴とするものを選びました。紅白で「おめでたく」というような気持ちで、ならべてみました。