季節の教材 - No.01 (1997年4月1日)

新学期ももうすぐスタートです。1年生の先生は特に忙しい毎日を送られることでしょう。小さな新入生を相手に、しばらくの間子供を下校させるまでは、トイレに行く暇もないといった状態かと思います。しかし、小学校への入学に心躍らせ、目を輝かせて集まってくる子供たちに、小学校っていいところだなと、いつまでも思い続けるさせることができるように、育てていきたいものです。

さて、2年目の第一回は、そんな新一年生を思わせる、さまざまな木の小さな芽を紹介します。やわらかな緑色の木の芽が、すくすく育つようすを見ているととても心が安まります。あわただしい生活の中にあっても、そんな木の変化を楽しむゆとりぐらいは、持ちたいものです。

紹介する木の芽は、膨らみ始めたばかりのものです。理科の学習が始まるころにはもっと大きく成長していますので、比較してみるとよいでしょう。