イラガマのマユ


イラガマのマユ

四季の教材 - No.19 (1997年1月1日)

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イラガの幼虫は、私が小さいころにはあまんじゃくと呼ばれていました。刺されるというより、ちょっと触れただけで、何ともいえない痛みにおそわれます。針が刺さっているわけでもないのに、皮膚をなでただけでもびりびりとした痛みがはしります。そんなイラガも、小さなジュウシマツの卵のようになって、木の間にあるようすは可愛らしく、雪をかぶってさぞ冷たかろうという気持ちにさせます。