浮岩
前へ


浮岩

四季の教材 - No.16 (1996年11月15日)

マグマが地表に飛び出し、ちぎれて急に圧力が減ると、中にふくまれていたガスがにげ、多くのあながあきます。このあなの多い白っぽくて軽い岩石を、かる石または浮岩(うき石)といいます。また、安山岩のような中性マグマからできる色が黒くて穴の少ないものは、岩さいとよばれます。色が白あるいは灰色のものは、流紋岩質のマグマが噴出したときによくできます。海底火山の爆発の時などにできやすく、文字通り水に浮く最も軽い岩石です。