ヘチマの実が大きくなり色が茶色になりはじめると、つるから切り取って水の入ったバケツなどに浸けて、まわりの皮を腐らせて中の繊維だけを取り出し、ヘチマだわしを作ったりします。しかし、この方法だと、下手をするととてもくさくなったり繊維がかびで黒くなったりします。そこで学校でヘチマの栽培をするようになってからは、茶色くからからになるまでつるしておくことにしています。このようにするとにおいもなく、まわりの皮もばりばりと剥がすことができ、衛生的で扱いやすいものです。加えて、中の種もきれいに集めることができます。