11月12日（2008年）に福岡で撮影した月の出の様子です。

月がどちらの方向から出て，どちらの方向に沈んでいくかは毎日変わります。東から昇って西に沈むのは同じですが，その方位角は，真東（真西）から ±35度くらいの範囲で周期的に変わります。北寄りから昇るときほど南中高度が高くなり，逆に南寄りから昇るときほど低くなります。

その日の出入りの方角を，天体のシユレーションソフトなどで調べておくと，その土地ならではの風景と一緒に月の出入りを観察することができます。