太陽黒点2024.4
太陽の表面(光球)を観察すると黒い点のようにみえる部分があります。この部分を太陽黒点(黒点)といいます。黒点はふつう中央の暗部とまわりの半暗部からなっています。暗部の温度は約4000度、半暗部は約5500度です。また、光球の温度は約6000度です。温度の低い部分が暗いはん点として見えるのが黒点です。
2月には、肉眼でも見える(太陽を観察する専用の遮光版が必要)ほどの大きな黒点が出現しました。黒点は9年から12年ほどの周期で増減を繰り返しています。
※太陽はとても明るくて危険なので、特殊な装置がないと観察できません。絶対に肉眼や双眼鏡、天体望遠鏡などで太陽を直接見てはいけません。