M8は干潟星雲とも呼ばれています。写真に撮ると赤色に写る散光星雲です。星雲を横切る帯状の暗黒星雲があり、その姿が干潟ににていることから名前がつきました。夏を代表する星雲の一つで双眼鏡や空の暗い所では肉眼でも観察することができます。しかし、残念ながら赤色に見える事はありません。
M20は三裂星雲と呼ばれています。この星雲も散光星雲で手前に暗黒星雲があり、3つに分割されているように見えるため三裂の名前がつきました。双眼鏡で確認することはできますが、かなり大きな天体望遠鏡でないと3つに分裂した姿を観察することは難しいです。