月面X2014.5
上弦の月のころ、月面の欠けぎわにアルファベットの「X」のような地形が見えることがあります。
この現象が月面Xで、近くのクレーターの名前から「WernerX」(ヴェルナーX)や「LunarX」(ルナーX)などと呼ばれます。
この月面Xは以前から見られていたようですが、2004年頃から広く知られるようになりました。
日本では、今年4月7日に観察ができました。(私の地域からは天候で観察できませんでした。写真は昨年のものです。)
太陽とクレーターの位置関係それに観察地域から見やすい時刻など複雑な関係で年に数回程度しか観察のチャンスはありません。
次回は11月29日19時頃に好条件で観察できます。