パンスターズ彗星(PANSTARRS)は、2011年6月6日に、ハワイのハレアカラに設置されたパンスターズ望遠鏡で発見されました。
発見時は、木星の軌道よりも遠い位置だったにもかかわらず、その明るさは19.4等でした。その後も順調に明るくなり、昨年末の予報では、最大光度は、明るく見積もってマイナス1等級台、おそらくは0等級程度になるのではないかと報道されました。しかし、12月頃から光度が思ったほど明るくならず、今では、3等星くらいではないかと予想されています。
この彗星の軌道は、双曲線軌道という軌道であるため、二度と太陽に接近することはないと考えられています。