しし座2009.5
しし座は黄道十二星座の1つでトレミーの48星座のうちの1つでもあります。
春の星座はどれも形が分かりにくいのですが、このしし座は、比較的見つけやすい星座です。
「?」を裏返しにしたような星のつながりがししの頭になります。この部分をししの大がまと呼びます。
ししの前足の付け根で輝くのがレグルスです。レグルスは1等星ですが,正確には1.35等で、全天20個の1等星の中では最も暗い星です。レグルスは、「小さい王」という意味を持っています。
しし座は天の川から遠く離れているために銀河系内の星間ガスに邪魔されず、数多くの系外星雲を見ることができます。毎年11月中旬に出現するしし座流星群は、この大がまの中に輻射点を持っています。2009年には活発な活動が期待されています。