おうし座2008.3
オリオン座の右上(西)に明るく輝く1等星のアルデバランが目じるしです。
アルデバランが牛の右目で、左上の2つの星が角を表しています。
アルデバランの周辺にあるのがヒヤデス星団で、少し離れた牛の首すじあたりに見えるのがプレアデス星団です。
プレアデス星団は日本では古くから、すばるとよばれていました。
おうし座は、黄道十二星座の二番目に位置しており、非常に古い歴史を持つ大きな星座です。
4000年ほど昔には、春分点がおうし座にあったため、重要視された星座でもあります。
古代の世界では牛が崇拝され、アルファベットの最初の文字Aも牛の顔の象形文字が起源になっているといわれています。