やぎ座2007.10
やぎ座の起源は古く、紀元前6〜7世紀までさかのぼることができます。その頃の冬至点(冬至の太陽が位置する点)はやぎ座にありました。 北半球では、太陽は冬至の時に南に最も低くなり、その後少しずつ天高くに昇っていきます。これを岩山によじ登るやぎにたとえたと言われています。 やぎ座はいて座の東にありますが、3等星以下の暗い星からなるさびしい星座です。ところが、不思議なことに一度見つけると、とてもよく目だつようになります。三角形の星並びが目印です。