春の大曲線2007.6
春夏秋冬のそれぞれの季節の星空に、星座をさがすときに便利なめじるしがあります。
春のめじるしのひとつは春の大曲線です。春の大曲線は、北斗七星からはじまって、うしかい座の「アルクトゥールス」、おとめ座の「スピカ」へと続いていくカーブ(曲線)のことです。
北の空には、スプーンの形をした「北斗七星」が見つかります。
このスプーンのにぎるところの曲がった星のならびを、そのまま上にのばしていき、頭の真上を通って反対側におろしていくと、ぽつんと明るく光る星が見つかります。これが「アルクトゥールス」です。
さらに下のほうにカーブをのばしていくと、また、ぽつんと光っている星があります。これが「スピカ」です。そして、最後にはからす座に到達します。