すばる2006.2
スバルは和名です。これほど有名な和名も他にはありません。古事記や日本書紀では、「すまる」と書かれているようです。
肉眼では6つほど星が見えるので、「むつらぼし(六連星)」との呼び名もあります。これは江戸時代に呼ばれていたようです。
変ったところでは、「いっしょうぼし(一升星)」というのもあります。これは、星が一升ほどもあると言った意味のようです。
北原白秋の童謡には、「くさぼし(草星)」とあります。静岡地方で呼ばれてたようですが意味は不明です。
また、「はごいたぼし(羽子板星)」というのもあります。望遠レンズで撮影するとそのようにも見えますが、肉眼で羽子板を想像する人も素晴らしいと思います。