「みつぼし(三つ星)」は数で呼ぶ星の名前としてはとても実感があります。
日本各地で呼ばれていたようで、「さんこうぼし(三光星)」や「さんちょうのほし(三丁の星)」「さんじょうさま(三星様)」「さんだいしょう(三大星)」なども残っています。
左下の三つの星を「こみつぼし(小三つ星)」と呼ぶのも全国共通で、「こさんじょうさま(小三星様)」と三つ星と対で呼ぶ地方もありました。
また、ベテルギウスとリゲルを「へいけぼし(平家星)」と「げんじぼし(源氏星)」呼ぶのも全国に残っています。これは、平家の赤旗と源氏の白旗に見立ててのことのようです。