七夕の神話は奈良時代よりも前に中国(唐)から伝わったと言われています。ですから、こと座のベガも和名で「おりひめ(織姫)ぼし」や「おりこ(織子)ぼし」などがあります。
また、七夕の星と言うことで、「めんたな」や「さきたな」(ひこ星よりも先に昇るので)があります。
江戸時代の七夕の絵には近くの二つの星と結び、三角形をたなばたとしている絵もあります。残りの二つの星を子どもにみたてているようです。また、七夕には、初なりの野菜を供えて豊作を祈る行事がありますが、平行四辺形の部分を「瓜畑」と呼ぶ地方も多くあります。