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まちかどサイエンス
 


買い物でデパートに行くと、階段のかべが
きれいな石でできていました。 よく見ると
グルグルうずまきのような丸いもようのもの
がありました。もしかしたら化石かも知れ
ないと思って、デジカメで写真をとり、後で
近所の大学生のお姉さんに聞いてみることに
しました。

  お姉さん、このうずまきのもようのものは何ですか?
 
おもしろいものを見つけたわね。それはアンモナイトの化石よ。

やっぱり。まちの中に化石があるなんてびっくり!
化石は、博物館で見るものって思ってた。

お姉さん>
ほかにも、あるよ。いっしょにまちの化石たんけんに行こうか!

大学生のお姉さん

というわけで、ある土曜日 デジカメとメモ帳を持って、
お姉さんといっしょにまちへ出かけました。

お姉さん>まずは、あなたが行ったデパートにもう一回行ってみよう。
ほかにも化石があるかもよ。


お姉さん>ここにも化石があるわよ。

お姉さん>
これは、ベレムナイトというイカの
仲間の化石だよ。とがったところが
化石として残ったんだよ。
お姉さん>
これは、ウミユリといってウニや
イソギンチャクの仲間の化石よ。


お姉さん>化石が見つかるのは石灰岩(せっかいがん)大理石
(だいりせき)
という石よ。大きな建物に使われていることが多いわ。

きれいなもようになっていて、自然を生活の中にうまくに取り入れているんだな〜。


お姉さん>じゃあ、外に行ってほかのところもさがしてみよう。


お姉さん>次に観察する化石は、これよ。

これはイチョウの木でしょ。化石じゃないよ。
 
お姉さん>じつはね。イチョウは「生きている
化石」
とよばれているのよ。イチョウの仲間は2億年くらい前に恐竜(きょうりゅう)といっしょに栄えていて、化石として見つかっているの。同じ種(しゅ)が今でも生きているということでこうよばれているのよ。

へえー。昔からすっと生きているなんてすごいな〜。


お姉さん>あそこにも「生きている化石」があるよ。

あ!この木、知っている。メタセコイヤだね。

お姉さん>そう。メタセコイヤもイチョウと同じ時期に栄えていたけど、ぜつめつしたと思われていたんだ。ところが、1945年に生きているメタセコイアが中国で発見されて、世界中で話題になったんだって。


お姉さん>今度は、水族館にいってみよう。
 
え、水族館で化石???

お姉さん>「生きている化石」の動物編よ。





お姉さん>
これはシーラカンス
昔にぜつめつしたと考えられていたけど、1938年に南アフリカの沖(おき)で生きているものが発見されたの。現在も数は少ないけど、生きているのよ。



        

(写真提供 鳥羽水族館)

(写真提供 鳥羽水族館)
(写真提供 鳥羽水族館)
お姉さん>これはカブトガニ
東アジアや北アメリカ周辺に生きていて、
日本では瀬戸内海(せとないかい)や北九州の海に
生きているよ。でも最近は沿岸の開発が進み、
見ることができなくなってきているのよ。

お姉さん>これはオウムガイ
アンモナイトの仲間で、アンモナイトは
ぜつめつしたけど、オウムガイはフィリピン
やオーストラリア周辺に生きているよ。
ただ、6種類と少なくなったけどね。
からの中にタコやイカのようなやわらかい
体があるのよ。

お姉さん>じゃ、最後に実際の化石を見に博物館へ行ってみましょう。
                   
シーラカンス
(撮影協力 神奈川県立生命の星・地球博物館)
カブトガニ
(撮影協力 月光天文台)
オウムガイ
(撮影協力 月光天文台)
メタセコイヤ
(撮影協力 月光天文台)

お姉さん>今日は、ここまでね。

今日もありがとう。また、いろいろ教えてね。
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