では(イ)銀を熱して液体にしたモノは,どうでしょうか。
銀の融点は 962 ℃ なので,それ以上の温度では液体になりますが,冷えて常温になれば固体に戻ってしまいます。
これも×です。
最後の予想のように(ウ)水銀はもともと液体でしょうか。
水銀の融点は −39 ℃,そして沸点が 357 ℃ です。常温では液体になりますので,これが正解◎です。
水銀にとっては,常温はとても熱くて固体でいられないってことか
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水銀を持ってみる
水銀の入った容器を持つと「オー,重い」と感じます。
マスターの中学時代は『トリチェリの水銀柱の実験』があり,水銀の重さにびっくりした記憶があります。
その水銀の中にパチンコ玉(鉄製)を入れると,パチンコ玉はぷよぷよと浮きます。
ここで,第2問です。
パチンコ玉はどうして浮くのでしょうか?
そりゃあ水銀よりパチンコ玉の方が軽いからでしょう
そうそう
なるほど
…では,パチンコ玉よりも,ずっと大きい鉄の玉を入れたらどうでしょう?
大きい鉄の玉なら,重いから沈むかな?
では,やってみましょう…
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