約30年前の教科書には「高温のお湯の中に入れる。または,熱湯をかけると,フラスコの中の水が噴水のように上昇するのは,中の空気の膨張」と説明していました(もちろん,当時の文部省で検定した教科書調査官のお墨付き!)
マスターもそう思っていました。
これに対して,武庫川女子大学の藤島一満教授と学生が疑問を呈し,報告しました。
「空気熱膨張実験の解釈について」物理教育学会 1984
「こりゃー参った」と言うのが,マスターの当時の印象です。
現在でも「マイナスイオンの効果」「グラビトン(重力子)の効果」等々,マスターにとっては???が多いですね。
ぜひ,既成の概念にとらわれずに「本当にそうなのか!」の目を持ち続けたいですね。
(c) by マスター(後藤富治)