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69 会目

前回は『反射板の不思議』と題して,自転車の反射板の仕組みをやりました。そして,マスターは「コーナーキューブ」を自作し,「どうだ,うまくいったぞ」と自己満足して終わってしまいました。

そこで,今回はその続編です。

第69会目 驚くべき反射板の正体

前回話題にした自転車の反射板は…

マスター! ところで,それなに?

そう言う貴方は,前回当カフェにおいでにならなかったのですね。

自転車の反射板とは,これです。

反射板いろいろ

自転車の後ろや車輪についていて,暗闇の中でも自動車のライトで明るく輝くものです。


この一つ(図中の矢印)をUSBマイクロスコープで拡大すると,まるでサイコロ型の鏡の部屋の集合体のようになっていました。

これに光が当たると…

反射板をマイクロスコープで見たとき

これに光が当たると…

反射板に光が当たったときのようす
spacer

矢印のように,光はもと来た方向にはね返ります。

…ここまでが前回のあらすじです。

さて…

この自転車の反射板の中(内側)には,どんな鏡が貼ってあるのでしょうか?

【予想】

  • (ア)超薄いアクリルミラー
  • (イ)アルミの塗装
  • (ウ)その他
自転車の反射板

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