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46 会目

前回は,石灰石を燃やして漆喰(しっくい)の元を作る挑戦を3回行いました。
3回目は,七輪の中に石灰石をコークスでサンドイッチして火をつけ,ブロアーで激しく燃やしました。
今回は,その後編をどうぞ!!

第46会目 続・白壁に刺激されて

さて,前回前回からマスターマスターは漆喰(しっ くい)づくりに挑戦してきました。

1回目のマッフル,2回目の『5エもん』ともにうまくいかず,七輪を使ってみることにしました。

真っ赤に燃える石灰石

ブロアーで空気を送りながら,コークスを燃やしました。

この通り,石灰石も真っ赤に燃えました。







十分冷えてから,五徳を持ち上げて中をのぞいてみると…


燃えた後の七輪の中身

ありました。山芋大の塊(かたまり)。

ジャガイモのの茶色の皮のような光っているものに包まれていて,それがはがれたところからは白い中身が見えます。





五徳の裏を見ると…


五徳の裏

黒っぽいガラス状に変形しています。










また,石灰石をよく見ると…


石灰石にもガラスがついている

深緑色のガラスがくっついているところがあります。

ふ〜ん。
あまりにも高温になったために,七輪の素材の珪藻土(けい そう ど)が融けてガラスになってしまったんだな。

と,マスターは理解しました。


コークスを使った七輪法は,ものすごい高温になるのだな。
こりゃー(*_*)! ほかにも利用できそうだぞ!

すぐに違う実験を想像して,にんまりのマスターでした。