サイエンスカフェ

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43 会目

しばらく閉店しておりました。「マスターマスター,また具合が悪くなったの?」と心配してくれた方,ご安心ください。実は,今回の話題調達に手間取っておりました。
どうしてか? は,お店に入ってからのお楽しみ。
「さぁお待たせしました。開店でーす」

第43会目 蓄電器を利用して…

手動式発電機と蓄電器

サイエンスCAFÉ 第40会目では,マスターマスターの見つけた掘り出しモノの手動式発電機を用いて電気を起こし,それを蓄電器(スーパーキャパシタまたは電気二重層コンデンサーと呼ばれるもの)にためて,豆電球や発光ダイオードを光らせました。

手動式発電機と蓄電器


ここでマスターは,考えました。

この蓄電器を何かおもしろいモノに応用できないか?

みなさんも,ちょっと考えてみてください。


おもちゃの車でも走らせる?

電動歯ブラシを自作するのはどう?

小型扇風機を作るのはどう?

どれもピンと来ないですね〜 …あ,失礼。

じゃあ,マスターは何を考えたの?

半年ほど前に,サイエンスCAFÉを訪れたお客さんによると,小学3年生の理科の教科書に新しく『ゴムの力で動くもの』が登場するのだそうです。

お客さんが最初に思いついたものは「車」,次に思いついたのが「飛行機」だったとか…

マスターは,それを聞いていて,蓄電器のことが頭をよぎりました。

ゴムの代わりに,あの蓄電器を使って飛行機を飛ばせないだろうか?


ゴム動力飛行機

まず,ネットでゴム動力飛行機を購入しました。

ゴム動力飛行機








自宅近くの田んぼで,飛ばしてみると…


ゴム動力飛行機の飛ぶようす

なんと!

今宇宙にいる若田さんまで届くのでは? …と思うほど高く舞い上がりました。














う〜ん,飛べるっていいな〜
これを何とかして蓄電器で飛ばせたら…
…よーし!

マスターの遊び心に火がついてしまったのです。