個別最適な学びを
さらにアップデート!
- 新たな工夫
- ウェブコンテンツ
「中学校保健体育WEBプラス」
NEW
新たな学習支援コンテンツ集「中学校保健体育WEBプラス」を追加。
従来の「中学校保健体育WEB」に加え、CBT 形式のWEBテスト、シミュレーションコンテンツ、読みものなど個別最適な学びを効果的に実現するコンテンツを豊富に用意しました。
Check
1
確かな「生きる力」を育む
小単元の構成を見開き2ページで統一しました。左ページを本文、右ページを資料と明確に分けることで、「主体的・対話的で深い学び」を効果的に実現します。
また学習指導要領に示されている、育成すべき資質・能力の3つの柱「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力」「学びに向かう力、人間性など」をバランスよく育むことができるように、導入の活動から、話し合いなどの学習活動、実生活に活かす活動まで、様々な活動を設定しました。
-
1時間見開き2ページ
本文を左ページ、資料を右ページに分けたシンプルでわかりやすいレイアウトに統一。
様々な活動を通して資質・能力の3つの柱をバランスよく育成します。保健編p.74-p.75
一目でわかる構成なので、迷うことなく授業を進められます。
閉じる
-
わかりやすいマーク類
紙面のマークは、イラストだけではなく文字をともなったわかりやすいデザインです。
特別支援教育の専門家の監修を受けています。閉じる
-
1時間の授業の流れ
巻頭に、「1時間の学習の主な流れ」を設け、学習の流れをわかりやすく示しています。
口絵17
学習の流れが視覚的に示されているので、理解しやすく、見通しをもって学習できます。
閉じる
-
学びを活かそう
章ごとに「学びを活かそう」を設け、保健体育の見方・考え方をはたらかせて思考を深め、
新たな課題に主体的に取り組むことができるようにしています。体育編p.128
保健編p.165
生徒の表現力を高められるよう、記入欄を広くとっています。
閉じる
Check
2
「学ぶ楽しさ」「わかる喜び」が実感できる
生徒の興味・関心を引き出しながら、確実に知識・技能を定着させる様々な工夫を施しました。
また、教科書全体を通して校種間の連携にも配慮しています。
-
魅力的な写真と口絵
巻頭にはダイナミックな写真と、世界で活躍するアスリートや研究者のメッセージを掲載し、
保健体育への興味・関心を高められるようにしています。口絵3〜4
口絵9
アスリートのメッセージや写真に、生徒がよく反応しています。
キャリア教育としても活用できるのでいいですね。閉じる
-
折り込み構造の心肺蘇生法
実習で使いやすいよう「心肺蘇生法」を折り込み構造にしました。
スムーズに手順を確認しながら実習を進められるため、確実な技能の定着を図れます。保健編p.107-p.109
折り込みは、全体の流れがパッとわかるので使いやすいです。
動画もあるので、実習のときには一人一人が必要な部分を繰り返し再生して活用しています。閉じる
-
ストレスへの対処技能
(リラクセーションの方法)ストレスによる心身の負担を軽くする対処の方法(リラクセーションの方法)についても、
実践しやすいよう配慮しています。保健編p.51
保健編p.47
閉じる
-
学習のまとめ
学習のポイントとなる重要な言葉を、章の最後にまとめて示し、
学習内容の整理に役立つようにしています。体育編p.14
閉じる
-
章末資料
章末資料では、学習内容に関連する様々なトピックを幅広く取り上げています。
一人一人の興味・関心に合わせて学びを広げることができます。保健編p.140
保健編p.146
授業で取り上げなくても、自ら進んで章末資料を参照している生徒もいました。理解でに応じた個別最適な学びを実現できる構成になっていると感じます。
閉じる
-
系統的な学びへの配慮
章扉では小学校での既習事項・高校での学習内容を示し、校種間の学習がスムーズにつながるよう工夫しました。
保健編p.29
生徒が小学校でどこまで学んでいるのかを確認できて便利です。
同時に、高校の学習を見据えた計画的な授業設計にも役立っています。閉じる
Check
3
現代的な諸課題に対応
未来を生きていく子どもたちが様々な状況や変化に向き合い、自分自身の考えを持って生きていけるよう、多くの現代的諸課題に対応しました。
-
多様性の尊重①
心や体の発育・発達には「個人差」があることを強調しています。
また、性別に関わらず、個性を尊重することについても説明しています。保健編p.38
保健編p.30
保健編p.38
閉じる
-
多様性の尊重②
イラストでは、国籍や、男女の役割を限定しないようにしています。
また、多様性の相互理解を育むような活動も用意しています。体育編p.128
保健編p.43
保健編p.73
保健編p.19
閉じる
-
感染症
新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどに代表される様々な感染症について、
その原因や予防のしかたを、本文や資料、活動を通して正しく理解できるようにしています。保健編p.135
保健編p.132
保健編p.135
閉じる
-
熱中症
知識だけでなく、予防から応急手当まで、対処法を確実に身につけることができます。
体育編p.61
保健編p.115
体育の授業中、体育大会など、熱中症に注意すべき場面はたくさんあります。
教科書でしっかり扱われているので、生徒が身近な問題として再認識するのに役立っています。閉じる
-
情報リテラシー
SNS を安全に利用するために大切な情報リテラシーや、インターネットとの付き合い方に
ついて、主体的に考えられるようにしています。保健編p.26
保健編p.97
保健編p.39
様々な小単元で情報リテラシーを育てる仕掛けがあるのが気に入っています。
閉じる
-
STEAM教育
様々なグラフや統計資料を用意し、データを読み解く力を養います。
また、他教科と関連づけた内容も掲載し、教科横断的な学習ができるように配慮しています。保健編p.76
保健編p.39
保健編p.155
保健編p.154
資料ページは、グラフや表が充実していて、授業を通してデータを読み解く力がついていくのを感じます。
閉じる
著者からのメッセージ
国士舘大学
名誉教授
池田 延行
令和7年
「中学校保健体育」に寄せて
令和6年にはパリでオリンピック・パラリンピックが開催されます。加えて、数多くのスポーツ種目での日本チーム・日本選手の大活躍が大きく報道され、国民のスポーツへの関心が大変高まってきています。
また、現行の学習指導要領も折返しの頃となり、その趣旨を生かした授業づくりが一段と活発化していると思われます。
このような時に、令和7年「中学校保健体育」は、中学校期の生徒がぜひとも学んで欲しい運動・スポーツの内容をわかりやすく示しています。特に、イラストや写真、図表などを紙面に大きく取り込んで、中学生が興味を持って学習に取り組むことができるような工夫がなされています。また、「トピックス」や「やってみよう」「活用して深めよう」などのコーナーも、授業づくりに結びつく内容となっています。
多くの中学生にとって、楽しく意義深い授業づくりの一助となることを願っています。
日本ウェルネススポーツ大学
教授
大津 一義
豊かで幸せな未来を創る「生きる力」の
育成をめざして
学習指導要領(2017年3月)では、予測困難な変化の激しい社会を見据えて、主体的に学び人生を切り拓いたり、多様な人々と協働したり、感性を豊かに働かせながら新たな価値を創造し新たな問題の発見・解決につなげていくことのできる「生きる力」の育成を重視し、学校と社会との連携を目指す授業改善が求められています。
大日本図書「中学校保健体育」(保健編)では、この改訂の大きな目玉である主体的・対話的で深い学びの視点から、課題解決の学習過程(つかもう→やってみよう・話し合ってみよう・調べてみよう→活用して深めよう)を通して、中学校期の目標である個人生活における健康・安全についての科学的理解と健康の保持増進のための実践力を培うための「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の育成と保健の見方・考え方(主体と環境との相互作用を通して健康状態を改善しQOLを高める等)を確実に身につける工夫がなされています。特に、学んだことの社会への橋渡しとして、「学びを活かそう」や全国展開への要請の高い「がんの予防」について紙面を割いているのが特色です。
このように、子どもが「わかった」「できた」「活かしてみよう」と楽しく学べ、教師が科学的根拠をもって教えやすい工夫が随所になされており、健康の大切さを理解し、幸せで持続可能な未来の社会創りを自ら考え行動できる「生きる力」を身に付ける上で、とても魅力的な教科書です。