コンセプト
問題発見・問題解決の流れを意識させ,
数学の学びを日常生活や
社会に生かせる教科書
- 編集の基本方針
- 数学的活動を通して,
思考力,判断力,表現力を
育てます - 基礎的・基本的な知識や
技能が身につきます - 数学のよさ,考える
楽しさが実感でき,
数学の世界を豊かにします
教科書の特色
Point
1
全章に「導入の活動」を新設して,生徒の主体的に学習に取り組もうとする気持ちを引き出すようにしました。
また,自分の考えを説明したり,友達の考えを読み取ったりする活動も取り入れ,対話的に学習できるよう配慮しています。
「利用」のページでは,学習したことを使って問題解決に取り組み,学習がさらに深まるようにしています。
Point
2
問題発見・問題解決の流れに沿って学ぶ
問題発見・問題解決の流れの4つのステップをその段階に合わせて示したページを設けました。ステップを意識しながら問題解決に取り組み,その取り組み方も身につけられるようにしています。
また「データの活用」領域では,統計的探究プロセス「PPDACサイクル」を用いています。
Point
3
学んだことを確かめる/身につけるしくみ
学習した内容を確かなものにしていけるよう,Qに加えて「たしかめ」を新設し,ゆるやかにステップアップするようにしました。また,さらに練習したい生徒向けに「プラス・ワン」「補充問題」などを用意。学習の進度に応じて,さらなる向上が目指せるよう配慮しています。
Point
4
数学の世界をひろげる
「数学の世界」では,学習内容に関連させながら,身の回りにある数学に目を向けます。
学習した内容を身近な場面に置き換える「活用・探究」や,生活に生かされている数学を知る「MATHFUL」,仕事で数学を使っている人へのインタビュー記事「社会にリンク」など,生徒の知的好奇心を刺激する読み物を多数掲載しています。
Point
5
さらに学びを深める工夫
「折り込み」や「切り取り」を駆使して,より学習しやすく理解度を深めるための工夫を随所に盛り込みました。
第3学年の関数では,複数ページにわたる学習に対して,折り込みのグラフを用いることでスムーズな理解を促します。また,各巻末の「学習のまとめ」は,切り取って使えるなどの工夫をしています。